所在地 | 〒283-0811 千葉県東金市台方772-2 |
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駐車場 | 10台完備 |
電話番号 | 0475-51-6098 |
予約 | 電話予約、メール予約 |
休診日 | なし |
今回は整骨院としての視点を交えながら、
股関節の痛みを「根本からケア」するヒントをお伝えします。
股関節は、
「骨盤のくぼみ(寛骨臼)」と「太ももの骨の丸い部分(大腿骨頭)」が
しっかりはまり込む“球関節”というタイプ。可動域が広く、安定性も必要とされる複雑な構造です。
股関節の動きに関わる主な筋肉は:
大臀筋(お尻の筋肉)…歩行や立ち上がり動作に重要
腸腰筋(腸骨筋+大腰筋)…脚を前に振り上げる筋肉。弱ると姿勢が崩れる
中臀筋…骨盤の左右バランスを保つ。立位で安定感を保つ要
内転筋群…脚を内側に閉じる働き。硬くなると動作が制限される
これらの筋肉がうまく連動しないと、股関節に負担が集中し、痛みの原因になります。
症状の特徴 | 考えられる原因 |
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歩き始めや立ち上がりでズキッ | 腸腰筋や大臀筋の機能低下、関節の滑り不良 |
あぐらができない/股関節が硬い | 関節包・内転筋群の硬さ |
股関節の前側がつっぱる | 腸腰筋の短縮、関節の前方滑り |
足を広げると痛い | 関節唇の損傷、変形性股関節症の初期症状も |
※自己判断は禁物。強い痛みや継続する不調は、整形外科や理学療法士に相談を!
「寝たまま内転筋ストレッチ」
仰向けに寝て、両ひざを立てる
足の裏を合わせて、ひざを外にパカッと倒す
股関節が伸びる感覚で30秒キープ(呼吸を止めない)
👉 内転筋が緩むことで、骨盤の動きもスムーズに!
横向きに寝て、ひざを軽く曲げる
かかとはつけたまま、上のひざをゆっくり開く(貝のように)
股関節の外側に刺激を感じたらOK(10回×2セット)
👉 歩行時の安定性UP、骨盤の傾きを整える筋肉にアプローチ!
仰向けで寝て、片脚を伸ばす
反対の脚をゆっくり持ち上げ、15cmキープ×10秒
ゆっくり下ろす(左右交互に5回ずつ)
👉 腰が反らないように注意しながら行うと◎
股関節の不調は、ただの筋肉痛や疲労だけじゃないことも。
でも、筋肉と姿勢を正しく整えることで、改善できるケースが多いのです。
大事なのは:
“痛くない範囲”で動かす習慣
硬くなった筋肉はストレッチ、弱った筋肉はエクササイズ
自分の体を「よく観察」すること
将来も歩ける体を守るために、今日からケアを始めてみましょう!!